あんたの出番よ!第1回全国地域エネルギーサミットinながはま開催しました

2023年9月29日(金)、TEAMあんたの出番よ!・湖北市民会議主催のイベント、『あんたの出番よ!第1回全国地域エネルギーサミットinながはま』が北ビワコホテルグラツィエにて開催されました。
北は北海道から南は九州まで、全国各地からおよそ250人もの「エネルギーで地域を強くする!!」という熱い想いを持っている同志・仲間たちが、ここ長浜に一同に会しました。

(※当社もTEAMあんたの出番よ!構成員として企画運営を行いました。)

まずはホストシティである長浜市の浅見宣義市長、湖北環境経済協議会髙橋康之会長からご挨拶。
(本会は軽装を推奨したので主催者メンバー、登壇者の皆様、運営スタッフはおそろいのあんたのでばんよ!Tシャツを着ました。お二人ともとてもよくお似合いです。)




そして、TEAMあんたの出番よ!メンバーの清水広行さんと中島一嘉さんがこの会の開催に至るまでの経緯とこの会の主旨をお話。

(あえての短パン、帽子姿でサミットや会議特有のお固いムードを一気に崩したいという意気込みが伝わります!)



5月に福岡県八女市にて集合したTEAMあんたの出番よ!メンバー。そこで熱く盛り上がり、なんと準備期間たった4ヶ月でこのイベント開催にこぎつけました。
チラシやTシャツに登場するおばさんが手に持っている瓶はメントスコーラといって、コーラの中にメントスを入れると噴き出す様子を描いています。
その様子はまさに長浜メンバーと八女メンバーが出会って大きな化学反応を起こした様子そのもの。今回のサミットで全国各地にいるウズウズとモヤモヤを抱えた地域のプレーヤーが出会い、お互いの強みや悩みを共有して次なる起爆剤になれば・・・という、そんな想いがこめられています。

(メントスコーラの瓶を持つおばさん)



次に今回のサミット開催にあたり協力してくださった環境省より、大臣官房地域政策課地域循環共生圏推進室 佐々木真二郎室長からご挨拶いただきました。

ご自身が地域の課題解決や魅力向上に取り組む仕事をする上で、“ウズウズ”と“モヤモヤ”の他に、もう一つ、“ワクワク”のキーワードも大事にしてるとのお言葉が印象的でした。

(実はこの佐々木さんこそ、TEAMあんたの出番よ!の長浜メンバーと八女メンバーを引き合わせた張本人なのです。)




(全国よりおよそ250人が集結したものすごい熱気の会場)



【講演】
ホストスピーカーである久木が「ゼロカーボンを通じたながはまの未来の地域づくり」と称して長浜市での取組を中心にお話しました。




ゲストスピーカーの一人目、岩手県紫波町地球温暖化対策課 松村寿弘課長から紫波町の取組や課題をお話いただきました。
脱炭素先行地域として取組む「みくまるっと脱炭素化モデル事業」について。

(ものすごい熱量の高いスーパー行政マン松村さん。)



ゲストスピーカー二人目として岐阜県多治見市の株式会社エネファント代表取締役 磯﨑顕三氏から「日本一電気代の安い街を目指した多治見での取組」についてお話いただきました。

(若者はこの先をジブンゴトとして真剣に考えられることこそ強みと熱く語る磯﨑さん。)



【パネルディスカッション】
それぞれの登壇者の、今抱えているリアルな“ウズウズ”や“モヤモヤ”、「あんたの出番」というけれど、あんたって誰のこと?といったテーマでパネルディスカッションを行いました。


(登壇者の皆様が抱えている熱い想いや本音がちらっと垣間見れる度、会場は笑いや賛同の雰囲気に包まれました。)



【番外編】
今回のサミットでは同時進行でグラレコをしていただきました。
グラレコとは“グラフィックレコーディング”の略で、会議等の内容を絵や図形などのグラフィックを用いてリアルタイムにまとめる手法です。
『聞く』と『描く』を同時に行い会議終了時には一つの議事録が仕上がっている、という状態で、すぐに視覚的に今日の振り返りができました。


(聞きながら話の要点をピックアップしている様子。)


(内容を要約してすばやくボードにビジュアル化。)


(講演の概要)


(パネルディスカッションの概要)



【ワールドカフェ】
様々なテーマに別れたテーブルを用意し、それぞれのプレーヤーが関心あるテーマに別れ、それぞれの“ウズウズ”と“モヤモヤ”を共有して突破できるような糸口を見つけていきました。

(テーマは「パートナーシップってどう創るの?」「ウズモヤしてる実践家」「自分にできることって何?」など)

(自分の今抱えている悩みや想いのタケをシートに記載し、次なるテーブルへと移動します。そして再び初めのテーブルに戻り、周りの人の話をシェアします。)



最後に、皆様に「マイ議定書」ということで本日のサミットを通じて決意したことや、これからの自分に向けたテーマなど思い思いのひとことを表明してもらいました。

【ながはま議定書の採択】
一日のサミットを通じて作成したながはま議定書を採択し、浅見市長と髙橋会長に読み上げてもらいました。


(午前の部に行われた主濃会議での濃い内容も反映されています。)



参加いただいた全国のみなさん、本当にありがとうございました!
巻き込んで、想いや課題をとことん共有し、つながって、背中を押し合うようなサミットになれたのではないかと思います。
これから全国でこの輪が広がっていったら幸いです。サミットやって終わり、集まって終わり、にするのは非常にもったいない!スタートはこれからなのだと強く思います。