視察のご案内

ESCO型エネルギーサービス事業とバイオマスによる脱炭素住宅モデル見学のご案内

バイオマスアグリゲーションでは木質バイオマス熱利用の本格的な普及に向けて、チップボイラを用いたエネルギーサービスのプロトタイプづくりとバイオマス熱利用を取り入れた脱炭素型の住宅モデルに取り組んでおり、視察の受け入れを行っています。
地域における木質バイオマスエネルギーの利用にご関心のある方は、ぜひお越しください。

  • カーボンニュートラルを目指している自治体の方
  • 地域材の有効活用、地域での新たな木材流通を見出したいと考えている森林組合、林業関係者
  • 木質バイオマス熱利用を通じて地域振興、地域の課題解決に取り組む地元コンサルタント
  • 環境配慮への取組を進めたい地域の各種事業者、団体
  • バイオマスや環境に興味のある学生

視察内容(1時間30分程度)

 

1.バイオマスボイラによるESCO型事業の紹介

建築・エネルギーの私塾「Allmendeキテハ」に設置した高性能な小型チップボイラ設備をご案内します。当社がエネルギー会社となり、小型チッパーで加工した地域の木質資源由来のチップを燃料として、20kWの自動運転・断続運転タイプのチップボイラで施設の暖房・給湯用の温水を供給するコンパクトな地産地消の取組です。これにより地域の木質資源活用によるCO2削減、森林再生、地域経済の振興とともにエネルギーを通じた未来の人事育成にも結び付けていきます。さらにこのモデルをプロトタイプとしてバイオマス熱によるESCOサービスのビジネス化を図り、国内へのバイオマスボイラ普及に結び付けていくことを目的としています。ボイラ設備の建設から運用まで極力地域で内製化した事業の仕組みやポイント等をお伝えします。

davキテハ食堂正面

 

 

2.小型チッパーによる燃料製造のしくみの紹介

バイオマスボイラで利用する燃料用チップの原料の調達・乾燥から加工までの流れを紹介します。誰でも使えるコンパクトなチッパーによるチップ製造の実演も行います。

キテハのチップ小型チッパー

 

3.バイオマスによる新たな脱炭素型住宅モデルの紹介

バイオマス熱利用とパッシブソーラーをコンセプトにした脱炭素型住宅モデルの紹介をします。断熱に加え、日射と通風をコントロールすることによりエネルギーの消費を最大限抑え、暖房と給湯は薪ボイラと薪ストーブにより賄い、省エネと熱の脱炭素化を中心に考えた住宅です。薪の自己調達が可能であれば光熱費の削減にもなるため、家庭での脱炭素対策と家計にもやさしい提案です。

PXL_20201014_090320738 (小)薪ストーブ2久木家外観

 

【オプション】 講義、意見交換会・相談会(約1時間)

視察終了後、皆さんの意向に沿いながら本取り組みの背景にある考え方やバイオマスの熱利用業界の動向等をお伝えします。各地域でバイオマス事業に取り組む際のアドバイスやご相談も承ります。
オプションイメージ2

・基本的に現地集合・現地解散でお願いいたします。
・原則として視察の実施は平日(9:00~17:00)となります。
・内容の変更などはご相談に応じます。
※ Allmedeキテハのチップボイラ導入は、「平成30年度滋賀県エネルギー活用型地域活性化プロジェクト支援事業」に採択されており,滋賀県から支援をいただいております。

視察費用

視察に必要な費用は下記のとおりです。学生は無料です。

【基本料金】
5名未満 10,000円(税込み)/グループ
5名以上 2,500円(税込み)/名
※オプションを希望される方は、基本料金に加えて以下のオプション料金がかかります。
【オプション料金】
5名未満 10,000円(税込み)/グループ
5名以上 2,500円(税込み)/名

・視察費用は現地到着後、現金でのお支払いとなります。
・視察当日2週間前からキャンセル料を請求させていただきます。

アクセス

〇 Allmende キテハ

滋賀県長浜市高畑町298番地

キテハ晴天外観サイズ小

〇 株式会社 バイオマスアグリゲーション事務所

滋賀県長浜市木之本町小山465番地

バイオマスアグリゲーション

お申込み

お申込みはこちらから
(視察代表者の所属・氏名・連絡先、希望日時等をお伺いします)

参考レポート

20190320滋賀県フォーラム講演資料:『Allmende キテハ小型チップボイラ導入による地域創造プロジェクト』